深夜のＰＣの前で・・・私は頭を抱えていた。
「やばぁ・・・い、ですねん」
答えたいと思う。けれども時間の関係と、やる気の関係でなかなか答えられない答え。

「バトン・・・溜まっているですねん」

頭から煙が出ているような・・・気がした（ガク）
皆優しいから、大丈夫無理をするなと言ってくれると思うけれど。
それでも罪悪感は残る、はぁ・・・私は何だか中途半端だな～と緩慢な思考で思う。

「なんだ？また奇妙な声を出して・・・お前は成長がないな？」

ふと、後ろで声がした。
そして振り返るとそこには捩木がいて、呆れたような見下したような目で私を観察していた。
成長が無いなんて、自分も言えないクセに・・・少し腹が立つ。

「それはさすがに言いすぎでしょう？」
「慌てる必要などないだろう？そう言いたかっただけだ」
「伝わり難い言い方をすると、誤解されて状況悪化。そんなの損するだけだぞ？」
「・・・それでも何か言う必要もあるだろう？何をイライラしているのか知らないが、落ち着け馬鹿女」

そこまで言われて、唐突にため息が漏れた。
少し疲れているのかも知れない。
しばらくすると、彼はそれ以上は何も言わずに部屋を出て行った。
残されたのは目の前のＰＣだけで、何も無かったかのようにデスクトップの光がある。
頭をかきながら、それでもキーボードを叩いた。
何かをしていないと、進まない。何もしなければ・・・意味ないような気がしたから。

「意味ない一人事だけれど、まぁ良いか」

そういって、ブログを更新した。