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このブログは、シルバーレインに置いて行動中の「呪炎・アカネ」「明正・捩木」の行動記録を、小説……または一人言を掲載する為の場所であります。サブである「ベルス・ペルシアル」「速水御影」もちょくちょく出てきます。その四人と馬鹿背後の提供でお送りします。
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青龍

月下楼閣の屋上で、その日は人知れずに闇夜に向かって彼女は拳を振るう。
何を考えるわけでもなく。手馴れた動作に、体が思い通りに反応する感触に手ごたえを感じていた。

空を裂く拳。空気を震撼させながら繰り出される蹴り。
それと連動するように筋肉のバネが軋む。

深夜の鍛錬を行うのは学園を訪れてから久しかったが、思いのほか体が動く。
その事実に混乱しながらも、最後の蹴りを放ち…玉の汗をタオルで拭った。

「やっぱりイグニッションしている影響なのかな?こんなにスムーズにできるとは思わなかった」

黙示録、依頼、GT…能力者として行使されたアカネの体は決して怠けていたわけでは無い。
その事実が如実に今日の鍛錬には現れていた。
少し場所を変え、貯水タンクに体を預けながら月を見上げて精神を安定させる。
今までアカネは自分の戦闘スタイルを模索しているが、今現在もその形は不明瞭であり…満足できる解答には辿りつけていない。
いつも護られ、いつも誰かを傷つけることを恐れ…臆病になってしまった少女には戦うということも不得手になってしまったのかもしれない。
この学園に入学したことも、それも彼女にとっては逃げの一手に過ぎないのだから…

「でも、やっぱり青龍は落ち着く。私が最初に覚醒した能力だし、当然か」

空手はアカネにとって唯一習うことを許された武術であり、その師範は三歳下の弟で、無論体術では一度も負かせていない。
イグニッションした後の能力者として戦えば同等の域まで到達させることは可能であるが、実際のところアカネは空手の有段者でもなければ、そこら辺にゴロゴロといるチンピラを退ける程の腕前しかないのだ。
その方法にしても、最初に逃げることを考えるのが常。
正当法で、映画の主人公のように敵を倒すなど…彼女は考えられない性格だった。

「一発で沈めるのが、黙示録では定石かもしれない。けれど…私は」

そう、当たり前の方法を彼女は……面白くないと考えた。

「持久戦…そう、最後に立っていられれば…それ以上は望まない」

それは淡い期待でもあった…模索はまだまだ続くだろう。
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無題

模索…そうだな。俺も自分の力については考えてばかりだ。ぶっちゃけ、誰から見ても安定してないというか、一貫性がないのは自覚していて、気にもしている。
威力を求めるだけなら紅蓮撃やゴッドウインドを身につければいい。でも、なんか違うんだ(もともと俺は来訪者系ジョブにならないようにしているし)。
いろいろ考えていく中でわかったことは、理屈や実用性だけで選んだところでそれを生かすことはできないということだ。
あんまり強くないかもしれない、実用性が低いかもしれない…それでも、自分が真に望む力には不思議な「運」が働くと思うんだ。ここ一番で思わぬクリティカルヒットを生んだり、凌駕して何度も立ち上がったりね。
信じた道を行こう、アカネ。
そして…臆病でない人なんて、いない。どんなに強い人でもビビることはあるし、誰かを傷つけることは俺だってめっちゃ怖い。
一度も逃げたことのない人間はそりゃ俺も強いな~と思うけど、同時に反発してしまうな。俺は何度も逃げてるから。
ま、お互いいろいろあるけど、頑張っていこうぜ。
道…

自分の納得する形…そういうのを探すのはとても厳しい物もあるよね^^;
こうすれば成功するという漠然な物はあるけれど、それはなんとなく受け入れがたい。
でも…やっぱり自分が満足できるのが一番だもんね♪
お互いにがんばろう秋月。
君なら予想外のところで成功しそうだもんw
私も自分の道…がんばるよw
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プロフィール

HN:
呪炎
性別:
非公開
趣味:
世界鑑賞と小説書き
自己紹介:
Sであり同時にMでもある。
属性としては「SM」でも極端にアレなのは勘弁だね。
ソフトが一番でしょう?え?どうでも良いの?
あっ…そう?(///)

人の心とはとても美しく醜いと日頃から考え、他人の意見を吸収しながら、常に流されないように努力しているつもり。

自分のキャラである「アカネと捩木」を苛めるのも大好き。
苛められるのも好き。

だが、他の皆から構ってもらうことは、何よりも幸福を感じるウサギのような人間。

月がとても好きだ。
マイ箸はいつもウサギプリントの物を使うピンポイントなポリシーを持つ変態紳士。

紳士ならば、全力で女性を愛し尊重せよ!!美しき男達を尊重し、彼らの美しさを称えよ!

ここまで書いて思った。俺は最低人間であると!!
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