×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
このブログは、シルバーレインに置いて行動中の「呪炎・アカネ」「明正・捩木」の行動記録を、小説……または一人言を掲載する為の場所であります。サブである「ベルス・ペルシアル」「速水御影」もちょくちょく出てきます。その四人と馬鹿背後の提供でお送りします。
| |
信じられない事態が起きた。
とても、自分としては…大事件が起きた。 単純に言うと、彼氏ができた。うん、ここまでは普通の、めでたい話なのだが… 問題は、その相手が大嫌いな羅刹さんだということ。 それ以上に大好きでもあるが、ここは素直に毎回なれない自分がいる。 最初は怖くて、真っ直ぐに自分を貫く彼が眩しくて、同時に怖かったし、何より彼が「特別な人に向ける愛」を持っていないことに気がついていた。 たとえ告白しても、自分は一生彼の特別にはなれない。そんなことは理解できていた。 だけど、彼は言った。 雄の蜘蛛は、自分の子供を産んでくれる雌の蜘蛛に、その身を捧げると…… それは彼には当てはまらない。この言葉も、意味はない。 だけど、その言葉を聞いた瞬間。一気に自分の中で考え方が、音を出して変わった。 自分は、彼にとっての一番になりたい。だけど、それ以上に、自分自身が羅刹さんを一番にしたいのだと…… 彼が多くの人に愛を与える存在ならば、逆に自分はそれ以上の愛を羅刹さんに与えてあげたい。 相手の気持ちを考えない自分よがりな考え、それでいて、羅刹さんと同じ、他者に愛を与える考え。 でも、それでも良いと思えるようになった。 他人を気にしてばかりだった自分が、相手を考えずに愛を与える存在になりたいなんて、自分で自分が疑わしくなる。 でも、とても気分がスッキリしていて、なんて心地良いんだろう。 大嫌いで、大好きな彼を思うと、自分の存在が小さく見えてしまう。 少しでも、自分は成長できたのかな?羅刹さんに、居て欲しいと想われる存在になるのは、無理かもしれない。 でも……それでも、自分が彼のことを好きなのは、変わらないのだ。 どうすれば良いんだろう?…………いや、今までと同じで良いか。 だって、羅刹さんは、そういう人なんだから(ニコリ) PR コメントを投稿する
この記事のトラックバックURL: <<せんべいと奈留の部屋…その一 | ブログトップ | 今日は、まぁ良い夜>> | カレンダー
フリーエリア
最新記事
(03/25)
(03/19)
(08/01)
(07/29)
(07/20) 最新トラックバック
プロフィール
HN:
呪炎
性別:
非公開
趣味:
世界鑑賞と小説書き
自己紹介:
Sであり同時にMでもある。
属性としては「SM」でも極端にアレなのは勘弁だね。 ソフトが一番でしょう?え?どうでも良いの? あっ…そう?(///) 人の心とはとても美しく醜いと日頃から考え、他人の意見を吸収しながら、常に流されないように努力しているつもり。 自分のキャラである「アカネと捩木」を苛めるのも大好き。 苛められるのも好き。 だが、他の皆から構ってもらうことは、何よりも幸福を感じるウサギのような人間。 月がとても好きだ。 マイ箸はいつもウサギプリントの物を使うピンポイントなポリシーを持つ変態紳士。 紳士ならば、全力で女性を愛し尊重せよ!!美しき男達を尊重し、彼らの美しさを称えよ! ここまで書いて思った。俺は最低人間であると!! ブログ内検索
|