×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
このブログは、シルバーレインに置いて行動中の「呪炎・アカネ」「明正・捩木」の行動記録を、小説……または一人言を掲載する為の場所であります。サブである「ベルス・ペルシアル」「速水御影」もちょくちょく出てきます。その四人と馬鹿背後の提供でお送りします。
| |
俺の居場所、俺の正義。
「捩木!ほらw」 アカネのマンションでの生活に違和感を覚えてきた頃。 彼女が俺に差し出してきた手紙は、俺の予想を超える物だった。 思わず、言葉が出る。 「華都先輩……」 簡素な内容かもしれない。だが…こんなにも心が温かくなるなんて。 俯き、なぜか涙が溢れる。失礼な俺を……黙って去ったこんなに馬鹿な俺を…待っていてくれるのか? どうして、どうしてなんだ!! 「捩木、待っている人はもう一人いるんだよ?」 今度は勇華さんからの手紙。 その内容も、俺の帰りを待っていてくれると書かれていた。 俺に自信を持てと言ってくれた彼女……俺は。 涙は溢れては床にポタリと落ちた。 本当に、俺は彼らを捨てることができたのか? そんな問いの答えは、もう簡潔だ。捨てきれるわけない!! 「戻りなよ。戻るべきですねん」 笑顔で俺にそう言うアカネの顔さえ、まともに見ることができない。 恥ずかしくて、人を信じることが怖い自分が許せなくて…… 「信じなくても、良いんじゃない?」 「え?」 「人はいずれにしても死という壁が、絆を引き裂きますねん。その間の期間を生かすも殺すも、当人次第だよ?」 「でも…わからないじゃないか!俺はアカネとは違う!割り切ることなんてできない」 「今はそれでも良いでも……止まる進むは良いけれど、戻ることは、捩木の正義としてはアリなの?」 そこまで言われて気がついた。今までの行動は、逃げに過ぎないのでは……? 居場所とは、最初から定められている物ではなく。 作り…愛し…育て……守る物。だとするなら。 「アカネ、俺、戻るよ。たぶん………それが俺の自己正義だ!!」 PR | カレンダー
フリーエリア
最新記事
(03/25)
(03/19)
(08/01)
(07/29)
(07/20) 最新トラックバック
プロフィール
HN:
呪炎
性別:
非公開
趣味:
世界鑑賞と小説書き
自己紹介:
Sであり同時にMでもある。
属性としては「SM」でも極端にアレなのは勘弁だね。 ソフトが一番でしょう?え?どうでも良いの? あっ…そう?(///) 人の心とはとても美しく醜いと日頃から考え、他人の意見を吸収しながら、常に流されないように努力しているつもり。 自分のキャラである「アカネと捩木」を苛めるのも大好き。 苛められるのも好き。 だが、他の皆から構ってもらうことは、何よりも幸福を感じるウサギのような人間。 月がとても好きだ。 マイ箸はいつもウサギプリントの物を使うピンポイントなポリシーを持つ変態紳士。 紳士ならば、全力で女性を愛し尊重せよ!!美しき男達を尊重し、彼らの美しさを称えよ! ここまで書いて思った。俺は最低人間であると!! ブログ内検索
|
確かに最初から決まっていて守り続けるだけならば作る勇気も必要なく、あこがれる環境かもしれません。
少なくとも、私は憧れます。
けれどもそれを考えたら失ったとき、私たちは居場所がないということでしょう。
だから私は、作ったり、提供してもらったり。
そうやって居場所は作られるのだなぁと思っていたのですよ。
アカネさんもいいこと言いますね(にこ)
私は捩木さんの正義がどうなのか。理解していないわけですが。
貴方の思いが貴方の正義に値するならば、それを信じて進んでいってほしいのです。
私は、強くなれ、とはいいません。
頑張れ、ともあまり言いたくありません。
「強くなる」というのは時に自分に無理をさせてしまうから、
「頑張る」ということは時に自分を縛り付けてしまうからです。
だからどうか無理をしない程度に進んでください。
ある程度進んだら振り返ることもたまには必要かもしれません。
振り返るなという人も多いですが私は振り返ることは悪いことだとは思いません。
流石に私みたいにうじうじしてたら駄目なんでしょうけど(苦笑)
振り返って、自分の居場所を思い出すことは、捩木さんの力になるのではないか、と私は思うのです。
ああ、また乱文長文になってしまったのです。
あまり無理をしないでくださいね。
陰ながら応援しています。
何はともあれお帰りやがれ♪
今後共よろしくな、
皆言ってたけど、悩みがあるならまずは相談だぜ?
挨拶も無しで唐突に居なくなるんだから、驚いたよ。
皆に相談できないならいっそ弱くなれ、生半可に強いから自分の中で解決しようとするんだから…それならいっそ弱くなって皆に頼ればいいの。
独りよりも、その方が心強いしね?
改めて、お帰りなさい捩木さん♪
そうだな……月代さんの言う通り、俺は自然と無理をしていたのかもしれない。
俺の正義は……こうなりたいという形のことだ。最大の自己満足と言い換えても良い。
また、喫茶店でw
巴<
先輩の言葉が俺の心を繋いでくれたんです。
今回の件は、つくづく俺は弱いことを痛感させられたよ。(苦笑)
それでも…華都先輩の一言で、頭に活が入った気がするんだ。
72個?すいません、俺には……一つしか理解できませんでしがけど……それでも十分過ぎました(ペコリ)ありがとう。
雪乃<
いっそ、弱く……
そうかもしれない。俺は他人に迷惑をかけることに恐怖して、そうやって自分を追い込んでいた。
怖いこと、悲しいことを、吐き出すことが悪いことじゃないのに……
(微笑)
俺は、弱く、そして他人を助けられる人間でありたい。今はそう思うよ。
もう少し、肩の力を抜くとしようかな(二コリ)