（その日、アカネと捩木は二人揃って結社・月下楼閣の一部屋でのんびりと過ごしていた）

アカネ「結社があんなに早く設立できるなんてびっくりしたね。もっと掛かるのかと思っていた」

捩木「まぁ…（お茶をすすりながら）俺の関係している結社との友好。それによって背後の動きが楽になったのは確かだ。もっとも……趣向の違う人間が集まる予感もあるから、この先の展開が読めないけれど」

アカネ「（せんべいバリボリ）基本的に団員募集はしないつもりだよ。今は人数が２人だから、しょうがなく出しているけれど……本当は少数精鋭で回して行きたいですねん」

捩木「ん？あのカイルとか言うヤツか？俺は話したことも無いから何も言うことはできないが…信用できるのか？」

アカネ「彼は信用できるよ～普通に良い人だし、私を励ましてくれていたからね。いや～入団してくれた時はびっくりしたよ。彼も結社を持っているのにさ……こっちが心配になるくらい（汗）」

捩木「知り合いで固めたいのか？団員は」

アカネ「できればね？私か捩木と顔を会わせたことがある人がベストかな？」

捩木「贅沢を言うと、何も得られないかも知れないぞ？」

アカネ「確かにね……積極的にスレも作らないと駄目かな？初めてのことだから本当に手探り状態」

捩木「頑張れよ。団長」

アカネ「完全に他人事だね？お前…」

捩木「そりゃ……俺の知り合いが来た時は対応するつもりだ。そのくらいは安心しろ」

アカネ「うん。…………何をすれば良いのか。良く分からないな」