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このブログは、シルバーレインに置いて行動中の「呪炎・アカネ」「明正・捩木」の行動記録を、小説……または一人言を掲載する為の場所であります。サブである「ベルス・ペルシアル」「速水御影」もちょくちょく出てきます。その四人と馬鹿背後の提供でお送りします。
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どうしても、と思うけれど。
(その日、アカネと捩木は二人揃って結社・月下楼閣の一部屋でのんびりと過ごしていた) アカネ「結社があんなに早く設立できるなんてびっくりしたね。もっと掛かるのかと思っていた」 捩木「まぁ…(お茶をすすりながら)俺の関係している結社との友好。それによって背後の動きが楽になったのは確かだ。もっとも……趣向の違う人間が集まる予感もあるから、この先の展開が読めないけれど」 アカネ「(せんべいバリボリ)基本的に団員募集はしないつもりだよ。今は人数が2人だから、しょうがなく出しているけれど……本当は少数精鋭で回して行きたいですねん」 PR
結社申請してみた。
遅くなった【豹変バトン】
回して貰った豹変バトン…何か捩木と背後のPCブレイク事件で、ずいぶんと先送りになってたな…
俺の居場所、俺の正義。
「捩木!ほらw」 アカネのマンションでの生活に違和感を覚えてきた頃。 彼女が俺に差し出してきた手紙は、俺の予想を超える物だった。 思わず、言葉が出る。 「華都先輩……」 簡素な内容かもしれない。だが…こんなにも心が温かくなるなんて。 俯き、なぜか涙が溢れる。失礼な俺を……黙って去ったこんなに馬鹿な俺を…待っていてくれるのか? どうして、どうしてなんだ!! 「捩木、待っている人はもう一人いるんだよ?」 今度は勇華さんからの手紙。 その内容も、俺の帰りを待っていてくれると書かれていた。 俺に自信を持てと言ってくれた彼女……俺は。 涙は溢れては床にポタリと落ちた。 本当に、俺は彼らを捨てることができたのか? そんな問いの答えは、もう簡潔だ。捨てきれるわけない!! 「戻りなよ。戻るべきですねん」 笑顔で俺にそう言うアカネの顔さえ、まともに見ることができない。 恥ずかしくて、人を信じることが怖い自分が許せなくて…… 「信じなくても、良いんじゃない?」 「え?」 「人はいずれにしても死という壁が、絆を引き裂きますねん。その間の期間を生かすも殺すも、当人次第だよ?」 「でも…わからないじゃないか!俺はアカネとは違う!割り切ることなんてできない」 「今はそれでも良いでも……止まる進むは良いけれど、戻ることは、捩木の正義としてはアリなの?」 そこまで言われて気がついた。今までの行動は、逃げに過ぎないのでは……? 居場所とは、最初から定められている物ではなく。 作り…愛し…育て……守る物。だとするなら。 「アカネ、俺、戻るよ。たぶん………それが俺の自己正義だ!!」
捩木の一人言「居場所なんて無いのかもしれない」
結社「風月華」を去る。 それだけのことなのに、俺はどうしてこんなにも……心が空しいのだろう。 誰のせいでもない。だた……自分に自信が持てなかった。 夜の中、俺は姉のマンションへと歩を進める。 扉をノックするのを、こんなに躊躇ったのは始めてだった。 「ん?どうしました?こんな時間に珍しいですねんw」 姉の呪炎アカネはいつものように俺を迎える。 だけど、俺は何も返す言葉がなかった。いや…… 言葉さえ、口に出したくない。 「捩木?……今日は泊まりなさい」 何も聞かずに、アカネはそう言ってくれた。 どうして、彼女は聞かないでくれたのか……たぶん、俺が、自分でも知らずに泣いていたためだろう。 暖かい飲み物と、ご飯をくれた。 とても、不味かったけれど……今の俺には丁度いいとさえ、思えた。 しばらく泊めて欲しい。 俺は、それだけ呟いた。 「良いよ」 彼女もそれだけ言ってくれた。 どうして俺は、こんなにも他人に信頼されているという自信が浮かばないんだろう。 ただ、他人を見ることに臆病になったのだろうか? あんなに優しくしてくれたのに。あんなに受け入れてくれたのに。 俺は、そんな彼らに答えられない自分に、苛立ちを覚えて……そのまま眠った。 | カレンダー
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プロフィール
HN:
呪炎
性別:
非公開
趣味:
世界鑑賞と小説書き
自己紹介:
Sであり同時にMでもある。
属性としては「SM」でも極端にアレなのは勘弁だね。 ソフトが一番でしょう?え?どうでも良いの? あっ…そう?(///) 人の心とはとても美しく醜いと日頃から考え、他人の意見を吸収しながら、常に流されないように努力しているつもり。 自分のキャラである「アカネと捩木」を苛めるのも大好き。 苛められるのも好き。 だが、他の皆から構ってもらうことは、何よりも幸福を感じるウサギのような人間。 月がとても好きだ。 マイ箸はいつもウサギプリントの物を使うピンポイントなポリシーを持つ変態紳士。 紳士ならば、全力で女性を愛し尊重せよ!!美しき男達を尊重し、彼らの美しさを称えよ! ここまで書いて思った。俺は最低人間であると!! ブログ内検索
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